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MY SOUND GEAR
Fender Japan Stratcaster WHT
メインギターにしているフェンダー・ジャパンのストラト。Lシリアルなので1991~1992年のものだ。なんとあとひとつきも経つと、齢30年の立派なビンテージである。このギターは手に入れてからずっと持っているし、今後も手放す予定が無い。正真正銘のお気に入りである。拙の「棺桶入りリスト」には「YAMAHA SG1000」「YAMAHA FG301」「Fender Japan JB Black」「Hofner500/2」そしてこれが入る。
今は無きつくばの竹園にあったハードオフのジャンクコーナーを物色していた際に「バックパネル欠品のためジャンク」と書かれ、わずか10,000円程で投げられていた(ネットで価格査定をしている今ならありえない)ので迷わず購入。ローズウッドが好きなためあまり入手しないメイプルネックの楽器である。掃除以外ほとんど何もメンテナンスをしていないが、出音のバランスが良くアーミングをしてもあまり音が狂わない。ネックもボディもしっくり馴染んで他のギターを弾きたくならない。
ホワイト1プライのピックガードなのであまり上位機種では無いと思う。ボディもホワイトだが木目が見えない厚いポリ塗装なので、おそらくアッシュは使っていないと思う。だが、音は良い。実は、このギター20年近く弦を張り替えていない。だって、アーミングしてもチョーキングしても切れないんだもの。ベーシストがたまに爪弾くギターとしては十分かつ秀逸な奴である。
CoolZ Jazz Bass Type LPB
島村楽器オリジナルブランドの「CoolZ」のジャズベタイプ。とはいえこのころのモデルはフェンダー・ジャパンを作っていたフジゲン製のため、若干のヘッド形状に違いはあるものの、プレイアビリティや音色はフェンジャパのそれと変わらない。
前オーナーがヘッドの文字を消してしまったので超格安で手に入れることが出来た。入手してからすぐに、フェンジャパのフレットレスのネックに差し替え、しばらくの間フレットレスベースとして使っていた。
その後、アリアのフレットレスベースを手に入れた事や、家中ジャズベだらけに鳴ってしまったので、他のジャズベと共に整理してしまった。なかなか作りもよく良い楽器だったと思う。
Fender Japan Jazz Bass STB MH
なぜか画像がこの1枚しか見つからない。楽器は入手すると必ず正面、ヘッド、ネック、アップ、それぞれのバックと画像を撮ることにしているのだが・・・。PCを新型にした際にデータが消えているとしか思えない。
Fender Japanのシースルーブルーのマッチングヘッドで、確か「アッシュシリーズ?」と呼ばれていた限定品だと思う。木地の白いアッシュボディに鮮やかなシースルーカラーとパーロイドピックガードをまとい、銀色のノブとUSピックアップが屠られている贅沢仕様である。
当時流行っていたGLAYのJIROモデルっぽい雰囲気もあり、若者に受けたのかも知れない。だが、このベースはミーハーな見た目と違い、もっていたジャズベースの中でもっとも音抜けがよくコシが有りバランスの良い素晴らしい出音で、かつボディバランスも重さも理想的な優等生だった。
流石にオジサンなので、コントロールノブは普通の黒いタイプに変えJIROモデルと思われないようにしていたが、楽器としての出来はフェンジャパの中でダントツに良かった。なぜかジャズベだらけに嫌気がさした時に手放してしまったが、もう一度欲しいと思わせる当たりの個体だった。
Fender Japan Jazz Bass NAT
かなりの期間ほぼメインで使っていた気がするが、なぜか楽器単独の画像が残っていないフェンダー・ジャパンのジャズベース。行きつけの楽器屋で「ネックが太くてボディが重い、プレベとジャズベの間の音がするようなジャズベって無いかなぁ。」などと冗談のような話をしていた際に「あ、ありますよ」と店員が出してきたのがこのベース。
中古楽器の委託品だったのだが、オーナーは外国の方でなんと自国(イギリス?)で手に入れたフェンダー・ジャパンのベースを日本に持ってきたのだという。このベースはナット幅は38mmだがネック自体は丸く太く作られており、ボディもおそらくアッシュの重めのものがチョイスされていた。ネックの裏には「ORDER MADE」のスタンプが押されていたので、ショップオーダー品かもしれない。
とは言えローズ指盤のドットポジションで4点止めネックなので’70年代モデルでは無い。ピックガードは赤みの強いべっ甲柄で、後にも先にもこれと同じ仕様のジャズベに出会ったことが無い。
音はタイトかつ明瞭で重く、あちこちのライブで弾き倒していた。
太いネックなのに珍しくかなり気に入っていたのだが、家がジャズベだらけになってしまった際に、青系と共に整理。実はその後同じ様な音色のベースに出会えず結構後悔している。
追伸、先日(令和2年12月20日ごろ)Y!オークションでおそらくこれそのものが出品されていた。思いの外高値になった為落札できなかったが、この記事を書いた直後の出品だったので驚いた。↓これ
Fender Japan Jazz Bass LPB
Fender Japanのレイクプラシッドブルーのジャズベース。これはマッチングヘッドでは無い。色は鮮やかなブルーメタリック。当時乗っていたアルテッツァのメタリックブルーマイカとほぼ同色だった。これをLPBと言っていいのか迷うところだが、商品の色見本ではLPBだったようだ。
オークションでジャンク品と相当安価に入手した。その際はピックガードが欠損していたので、手持ちの(もう1本のマッチングヘッドの方をべっ甲に変えたのでそちらについていたホワイト)物を換装した。
入手した際に気づいたのだが、Pシリアル(1999〜2002年)の安価なモデルは、材料も作りもほとんどSquierと同じである。このジャズベもJB-45という定価4万5千円の廉価バージョンらしく、塗装の定着が悪く、傷がつくとそこからパリパリ剥がれてきてしまうような感じだった。
シリアルはヘッドに書かれており、JAZZ BASSの文字もワープロのボールドで打ったような簡素なタイプでオールドのFenderが持つような流れるようなデザインとは全く違うチープな匂いが漂う。
音は「若い(ピックアップで音を作っている)」感じなので、現代のレンジの広い音楽に合わせるなら良いかも知れない。とはいえFenderには違いないので指盤のR等は統一されており、弾き心地は悪く無い。若干ボディは重めかも(バスウッドでも無いような気がする)。
良くもなく悪くもなかったのだが、バンドで弾く機会も無いし、楽器が増えすぎて置く場所の問題が出てきて(当時はジャズベだけで7〜8本持っていた)、整理のため売却。
Fender Japan Jazz Bass LPB MH
Fender Japan のレイクプラシッドブルー(LPB)のマッチングヘッド仕様。激レアかも。実はFender JapanはLPBはラッカーが黄ばむ前のキレイな青メタリックの時期をOLPBとしており、その後ラッカーが黄ばんで少し緑色が入った感じをLPB、そして完全に緑に変色したものもエイジドモデルとして出している。
入手した時期が古く、画像がほとんど残っていないので、色味が良く判らないかもしれないが、通常LPBと言われるものよりも明らかに緑色(エイジド)である。前オーナーが倒した際に1弦のペグを壊してしまったという事で安く入手できたのだが、この画像はその前オーナーがオークションに出していたときのもので、ペグが欠けているのが解る。
実はこれもUSAのカスタムショップ製のLPBマッチングヘッドを手に入れた際に手放してしまった。
この画像の3本のうち真ん中がこの個体。左上のべっ甲ピックガードに換装してあるものが、前回紹介した個体である。真ん中の方がより緑なのがお分かりになるだろうか。
Fender Japan Jazz Bass OLPB MH
Fender Japanのオリジナル・レイクプラシッドブルーのマッチングヘッドのジャズベース。この62年タイプのマッチングヘッドはフェンジャパの中でも結構珍しく、中々手に入れることが出来ない。一時期青いジャズベースを収集していたのでその流れで中古を買ったもの。
あまり弾かれていなかったようで、木(バスウッド?)はあまり鳴っていなかった。Rシリアルなので2004〜2005年製と思われる。最近のような気がしていたがもはや生産から15年も経過しているわけで、今となってはさらに見つけずらいアイテムになったかも。後にピックガードをべっ甲タイプに変更。
実はFender JapanはLPBはラッカーが黄ばむ前のキレイな青メタリックの時期をOLPBとしており、その後ラッカーが黄ばんで少し緑色が入った感じをLPB、そして完全に緑に変色したものもエイジドモデルとして出している。
その後、マッチングヘッドのUSAカスタムショップ・チームビルドのジャズベースを手に入れた事から、日本製の青いジャズベは全て手放してしまった。
Washburn W-neck(Guitar&Bass) Guitar
珍品、ワッシュバーンのヘッドレスギター&ベースのWネック。なんとこの楽器、Wネックであるにも関わらず、レスポールよりも軽い(笑)。しかもハードケースのサイズもストラト用ケースとあまり変わらない。
ヘッドが無いため、これまでWネックで悩まされてきた「チューニングの際に手がどちらかのペグが当たる」という問題が解消され、しかもボディが軽いので弾いた次の日に酷い肩こりになる危険も無い。
さらに、この楽器の出番はRUSHの「ザナドゥ」や、初期ジェネシスなどベースペダルやキーボードを同時に演奏する長丁場の曲が多い。よって演奏会場へ持ち込む機材が多くなるのだが、コンパクトなサイズで軽いのでとても移動が楽になった。
ギターとベースの切り替えだが、それぞれのボリュームポットとトーンポットの上にあるプッシュボタンを押すことで音が出る。そのため両方ONにしておくと両方の音が出る。もちろん一方をメインにしている際は、片方はOFFにしておけば良い。なお、どちらもパッシブのハンバッキングを2基搭載しているので、非常に力強い太い音が出る。
アウトプットはリッケンバッカーと同様のステレオジャックになっているので、リックオーサウンド用のセパレーターを使って、ベースとギターに分け、それをそれぞれ別のアンプに接続している。なお、本物のリックオーサウンドキットはかなり前に手放してしまったので、1万2千円でレプリカ品を手に入れて使用中。
Aria Pro Ⅱ SB-R60 Custom Fletless
オークションでかなり安価に出ていたので衝動買い。前オーナーが塗装を剥ぎ、おそらく自力でフレットレスに改造したもの。見た目は雑だが指盤はスベスベ。フレット溝は埋木では無く、おそらく木工パテで埋めていると思われる。
ヘッドの耳部分が剥がれそうになったのかリペアされていた。ネックがやや太めなのを除けば音も良く、しっとりとした重さがあるがバランスが良いので、しばらくフレットレスはこれを弾いていたが、WALが手元に戻ってきたタイミングでオークションで売却。WALのあの細いネックには勝てない。