MY SOUND GEAR
Ibanez Destroyer II Bass
前回紹介したギターに続き、WHOのコピーバンドをしている際に変形ベースを集めていた事があり、その一環で入手。残念ながら画像が見つからない。真っ赤なボディにゴールドパーツでボリュームノブ等はAR-550と共通するゴムの滑り止めがついている豪華なもの。
手に入れて最初に驚いたのは、ネックのスケールがショートだった事。ボディの異様な大きさに比べて太く丸く短いネック・・・。太さに関してはギブソンのEB-1レベル。音はハイゲインなハンバッキングピックアップが二発なので図太い。基本的にピック弾きを前提に設計されているらしく、弦高があまり下がらない設計でもあった。なお見かけのまま重い。
ネックが太いのはギターも共通なので、この機種の特色と思う。この時代のIbanezの他機種は細く薄いネックだったので、この機種をエンドースしていたポリスやデフ・レパード等の要請だったのかも知れない。いずれにしても、相性が悪くすぐに手放してしまった。
オークションサイトから拝借
某販売店のページから拝借
※アイバニーズ(Ibanez)は、日本の楽器メーカー、星野楽器のギター・ベースに名を冠されるブランド。第二次大戦前に星野書店の楽器部として創業、星野楽器が輸入していたスペインのギター製作家サルバドール・イバニェス(スペイン語版、英語版)の工房がスペイン内戦によって廃業した後、星野楽器が商標を買い取った事が始まり。1908年、星野書店の楽器部として創業。かつてIbanezの日本語表記は「イバニーズ」であったが1980年代の末頃、英語読みをカタカナ化した「アイバニーズ」を正式な呼称と改めた。1970年代後半から1980年代にかけて一斉を風靡したニューミュージックバンド、オフコースのギタリスト、鈴木康博にAR(Artist)シリーズを提供し広告塔としていた。1980年代のヘヴィメタルブームのただ中、1987年にスティーヴ・ヴァイのシグネチュア・モデルJEMを発表、同時に同様のデザインのRGを誕生させ、これが以後同ブランドの看板モデルとなった。またその後も、ジョー・サトリアーニやポール・ギルバートらと積極的にエンドースメント契約を結んで人気が高まり、1990年代中盤以降もコーン、リンプ・ビズキットなどのヘヴィロックのミュージシャンに支持されて行くようになる。オフスプリング、ペニーワイズなどのメロコア勢にも多数使用されていた。前出の他、パット・メセニー、ジョージ・ベンソン、フランク・ギャンバレ、ジョン・スコフィールドらジャズ・フュージョン系のアーティストにもギターを提供し、シグネイチャー・モデルを生産した。 事実上世界初の市販化となった7弦ギターやエクストラロングスケールのギターなど、先進的な製品を発売することでも知られている。さらに2008年には8弦エクストラロングスケールギターを発売、2009年には7弦ベースを発売、2014年には9弦28インチスケールギターを発売している。