MY SOUND GEAR
BURNY Flying V Bass
ネットオークションで見て何かビビッと来るものがあって、つい買ってしまったVベース。ショートスケールでヘッドやボディの形はGibsonのVベースに似ていると思う。が、本家がデタッチャブルネック(ネジ止め)なのに比べ、こちらはセットネックで高級。本来はソープバータイプの横長のピックアップがついていたモデルのようだが、このベースはハンバッキングでブレードポールピースのかなり出力の高いタイプに換えられており、かなりコシのある重低音が出た。
最初はゴールドノブが付いていたのだが、よりオリジナルっぽくするために黒いハットタイプに変更し、ピクアップ換装の際に出来たピックガードの隙間にウレタンゴムを詰め、エッジに手が当たっても痛くならないようにした。専用ハードケース付きだったのだが、これが猛烈に大きくて置き場所に苦慮して結局手放す事に。この手のタイプにしてはボディバランスも良く、良い楽器だったと思う。
※フェルナンデス (Fernandes Co., Ltd.) は、エレクトリックギター、エレクトリックベースを中心に企画・販売している日本の楽器メーカーである。前身となる斉藤楽器は1969年2月設立。当初はクラシックギターの販売が主であった。1972年10月に社名を現在のフェルナンデスに変更。同年から本格的にエレキギターの販売を開始する。当初は主にフェンダーやギブソンのコピーモデルを販売していた。フェンダー系はフェルナンデスブランド、ギブソン系はバーニー(Burny)ブランドと区別している。 それまで形だけのコピー楽器が多かった業界へ本格的な設計(構造的にはオリジナルとは微妙に違いがあったが)の楽器を持ち込み、プロ・アマ問わず大きな支持を得た。ボディシェイプのみならずロゴまでそっくりにしたため、コピー元であるフェンダー社からクレームが来た事もある。なお販売はフェルナンデスだが、製造はカワイ楽器、東海楽器、ヘッドウェイ、鈴木バイオリンなどが担当していた。