MY SOUND GEAR
2020/02/22 01:08 投稿者:RICMANIA
Firstman Baroque Bass Late '67
一旦手放したものの、あのクワガタチックなルックスと、結構使える音色が忘れられずオークションで探して手に入れたファーストマン・バロック・ベース。これは同じ'67でも後期に作られたらしく、ネックの握りが前回手に入れたものに比べ細い。弾いていてとても気持ちが良いので、現在も大事に持っている。なお'68になるとピックアップがバーポールピースのタイプになる(Hofnerの真似?)。見た目はこちらの方が好き。
ピックガードの「Firstman」マークが残っており、電装系も含め非常に程度が良かった。一応楽器屋に出して調整してもらったのだが、ネックのトラスロッドはどちらに回しても効かないとのこと。現状あまり反っていないし、今後も木が動く気配も無いのでそのままにしている。最初に手に入れたモノのようにフレットがギタギタに片減りしているような事も無い。
ボディバックも綺麗である。多少の擦り傷はあるが、この当時の日本製楽器の塗装が乾燥や経年劣化でカピカピになって剥がれてしまうことを知っている人は程度の良さに驚く。
ペグもオリジナル。ナット付近が細くなっていることが判る。
手に入れた時は5フレットと9フレットのポジションインレイが欠損していたのだが、リペアマンに同じような色の貝を使って埋めてもらった。ので5フレットと9フレットだけ本物の貝。他のフレットのインレイはたぶんセルロイドかアクリル系。たまに懐かしのGS等を演る際に持ち出す。
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