題名：映画スターヒット曲集　夜はいじわる／泣きとうござんす

うた：山本富士子、大川橋蔵

制作：ビクター出版株式会社

番号：JASLAC FS-5754

※「夜はいじわる」は1961（昭和36）年6月14日に公開された山本富士子主演の大映映画。日本橋界隈きっての美人で、鰹節問屋土佐久ののれんを女手で切り廻す勝気な下町娘に山本富士子が扮し、彼女をめぐって恋のさやあてをするのが番頭に扮する川崎敬三と船越英二、それに彼女の妹でドライ娘に扮するのが水谷良重と云う配役、この他頑固ばあちゃんに北林谷栄、気の弱い婿養子に中村鴈治郎と云った豪華メンバーである。

※「泣きとうござんす」は1961（昭和36）年7月23日に公開された守屋浩主演の時代劇の東宝映画。守屋浩の三度笠シリーズの第一作で、「暗黒街の弾痕」の関沢新一の脚本を、「情無用の罠」の福田純が監督した。撮影は「青い夜霧の挑戦状」の内海正治。

※山本 富士子（やまもと ふじこ、1931年12月11日 - ）は、日本の女優。本名は同じ。1950年（昭和25年）、読売新聞社・中部日本新聞社・西日本新聞社が主催する第1回ミス日本（700人近い応募者があった）において、満場一致でミス日本の栄冠に輝いた。1953年、映画会社の争奪戦の末、大映に入社。1956年の映画『夜の河』が大ヒットし、大映の看板女優として活躍した。

※二代目 大川橋蔵（にだいめ おおかわ はしぞう、1929年（昭和4年）4月9日 - 1984年（昭和59年）12月7日）は東京都出身の歌舞伎役者、のち時代劇の俳優。本名は丹羽 富成（にわ とみなり）。1935年（昭和10年）11月、市川男女丸を名乗って初舞台を踏む。1955年12月、『笛吹若武者』で映画デビュー。東千代之介・中村錦之助・市川雷蔵・大川橋蔵の四人は、「二スケ二ゾウ」と呼ばれ、橋蔵も若手時代劇スターを代表する一人として昭和30年代の日本映画黄金時代の立役者となっていく。

※ビクター出版（株）・・ビクターエンタテインメント（本社：港区北青山／代表：澁谷敏旦／以後：VE）は、経営資源の集中と選択及び最適配置を目指し、音楽パッケージビジネスとグループ内コンテンツ事業の強化に向けた事業体再編の一環として、04年1月1日に関係会社4社［ビクター音楽出版（株）、（株）ヒット・バイブ、（株）ビクタークリエイティブ・エージェンシー、（株）ビクター・ミュージカルトレーディング］を統合合併し、新社名を【JVCエンタテインメント・ネットワークス（以後：JEN）】としました。