今日のソノシート
SPORTS-CAR CARD (スポーツカー・カード)
題名:SPORTS-CAR CARD (スポーツカー・カード)
収録:A面 1.パイプ・ライン 2.ダイアモンド・ヘッド
B面 1.青い渚をぶっとばせ 2.スインキング・クリッパー
発行:現代藝術社
※「パイプ・ライン」はシャンテイズのインストルメンタル曲。後にザ・ベンチャーズがカバーし、いわゆる「テケテケサウンド」でヒットした彼らを代表する曲としても知られる。
※「ダイアモンド・ヘッド」(Diamond Head)は、ベンチャーズの楽曲。アルバム『ウォーク・ドント・ラン Vol.2』(1964年)からのシングルとして発表された。全米では70位という結果だが、日本ではベンチャーズの曲の中で最も人気が高く、カバーやテレビ番組のBGMに起用される事の多い曲のひとつ。
※「青い渚をぶっとばせ」はベンチャーズのメンバー4人の共作によるもの。強力なホット・ロッド・ナンバー。
※「スインキング・クリッパー」と盤面には記載されているが「スウィンギン・クリーパー(SWINGIN' CREEPER)」というベンチャーズの曲である。
※スポーツカー・カードという名称は、収録が「サーフィン&ホットロッド」に属する楽曲である事から付けられたようで、スポーツカーの排気音が収録されたものとは一線を画します。「サーフィン&ホットロッド」とは、特に1960年代のアメリカ西海岸の若者文化が描かれた楽曲を指し、海や波やドライブをイメージさせるインストゥルメンタルの楽曲を含み、曲調は明るく軽快でスピード感のあるロックや、センチメンタルなバラードなどがあります。 なお、このレコードの演奏は本家ベンチャーズでは無い。
※現代芸術社(げんだいげいじゅつしゃ)は、現代芸術協会において月刊誌『テレビドラマ』の初代編集長を務めた長嶋武彦らが1960年10月に設立したフォノシート出版社である。当初は「SONO-JOURNAL」を発行した。1961年から1967年まで通号数300を超えており、そのラインナップは子供向けから民謡まで、比較的落ち着いたタイトルで占められている。