今日のソノシート
【865】朝日ソノラマ5月号(1960年4月)④ソノ・ノスタルジア(沖縄の歌)
題名:朝日ソノラマ5月号(1960年4月)
④ソノ・ノスタルジア(沖縄の歌)
演奏:東京キューバン・ボーイズ
歌:トリオ・ロス・チカロス
指揮:見砂直照
編曲:内藤法美
朗読:宇野重吉
発行:朝日ソノプレス社(朝日ソノラマ)
定価:360円
※東京キューバン・ボーイズ(とうきょうキューバン・ボーイズ)は、1949年に見砂直照によって結成された、日本を代表するラテンバンド。ラテン音楽のみならず、映画音楽やクラシック音楽、ポップ・ミュージックのラテンアレンジなども数多く演奏し、マンボなどのラテン音楽を日本に広く紹介した。
※見砂 直照(みさご ただあき、1909年8月30日 - 1990年6月20日)は日本のジャズミュージシャン、バンドマスター。石川県金沢市出身。
※武蔵野音楽大学在学中、鈴木亮、飯田卓三、鳥居三郎の3人で「トリオ・ロス・チカノス」を結成。 東京キューバンボーイズの専属トリオとして活躍。 江利チエミや越路吹雪などのショーに出演するなど、トリオ・ロス・パンチョスと同スタイルの編成で、日本でのラテン音楽の紹介・普及、また後進の育成にと多大な貢献を果たした。
※内藤 法美(ないとう つねみ、1929年11月16日 - 1988年7月9日)は、東京都出身の作曲家・編曲家・ピアニスト。 1951年(昭和26年)、東京キューバン・ボーイズにピアニスト兼編曲家として入団し活躍した。1958年(昭和33年)に、作・編曲家として独立した。 1959年に越路吹雪と結婚、内藤は越路が亡くなるまでリサイタルやディナーショーの構成、作曲、編曲、指揮なども手掛けた。
※宇野 重吉(うの じゅうきち、1914年〈大正3年〉9月27日 - 1988年〈昭和63年〉1月9日)は、日本の俳優、演出家、映画監督。長男は俳優・ミュージシャンの寺尾聰。第二次世界大戦前から戦後にかけて長く演劇界をリードしてきた名優の1人であり、滝沢修らと劇団民藝を創設した。飄々とした風貌と軽妙な演技を持ち味とし、多くの舞台に出演。演出家としても多くの作品を残しており、リアリズムを基調とした近代的な芸を追求した。
※株式会社朝日ソノラマ(あさひソノラマ)は、かつて存在した日本の出版社である。「ソノラマ」とはラテン語で「音」をあらわすsonusとギリシャ語で「見もの」の意味のhoramaを合わせた造語である。かつて発売していた「ソノシート」の商標権を取得していた。