題名：朝日ソノラマ6月号（1960年5月）

　　　③ソノ・メモリー（五月の追憶）

収録：日本海海戦（談：滝沢甚左衛門）、五一五事件、メーデー（談：下中弥三郎）、その他東郷元帥の声などは当時の実音。　

発行：朝日ソノプレス社（朝日ソノラマ）

定価：360円

※東郷 平八郎（とうごう へいはちろう、1848年1月27日〈弘化4年12月22日〉 - 1934年〈昭和9年〉5月30日）は、日本の海軍軍人。最終階級は元帥海軍大将。各地の東郷神社に名を残す。位階は従一位、勲位は大勲位、功級は功一級、爵位は侯爵。

※五・一五事件（ごいちごじけん）は、1932年（昭和7年）5月15日に日本で起きた反乱事件。武装した陸海軍の青年将校たちが内閣総理大臣官邸に乱入し、内閣総理大臣犬養毅を殺害した。「まあ待て。まあ待て。話せばわかる。話せばわかるじゃないか」と犬養首相は何度も言いましたよ。若い私たちは興奮状態です。『問答いらぬ。撃て。撃て』と言ったんです。

※メーデー（英: May Day、国際労働者の日 International Workers' Day）は、5月1日に世界各地で行われる労働者の祭典。労働者が権利を要求するために行進や集会などを行い、団結の威力を示す。日本では、1920年5月2日日曜日に第1回のメーデー（主催：大日本労働総同盟友愛会　司会者：鈴木文治）が上野公園行われ、およそ1万人の労働者が「八時間労働制の実施」「失業の防止」「最低賃金法の制定」などを訴えた。翌年からは5月1日となり、開催地や参加人数も増えていった。

※株式会社朝日ソノラマ（あさひソノラマ）は、かつて存在した日本の出版社である。「ソノラマ」とはラテン語で「音」をあらわすsonusとギリシャ語で「見もの」の意味のhoramaを合わせた造語である。かつて発売していた「ソノシート」の商標権を取得していた。