題名：朝日ソノラマ12月号（1960年11月）

　　　①ソノ・メモリー（十二月の歴史）

収録：ベートーベン交響曲第五番「運命」指揮：上田仁

　　　バッハ「アリオーゾ」バイオリン独奏：カンポーリ、ピアノ和田則彦

　　　モーツァルト「魔笛・序曲」演奏：東京交響楽団、指揮：上田仁

発行：朝日ソノプレス社（朝日ソノラマ）

定価：360円

※上田 仁（うえだ まさし、1904年12月4日 - 1966年12月26日）は、日本の指揮者・ファゴット奏者。 1922年、東洋音楽学校ピアノ科を卒業し、指揮法をヨーゼフ・ローゼンシュトックに師事し、1945年に東宝交響楽団の指揮者に就任する。1946年5月14日に日比谷公会堂で行われた東宝交響楽団の旗掲げ演奏会を指揮し、指揮者として楽壇に登場した。近衛秀麿とともに同団の常任指揮者を務め、1951年に東京交響楽団に改組されたのちも、1964年まで引き続き常任指揮者を務めた。

※公益財団法人東京交響楽団（とうきょうこうきょうがくだん、英語: Tokyo Symphony Orchestra）は、日本を代表するプロオーケストラの一つ。略称は、東響（とうきょう）。1946年に設立された東宝交響楽団は、第1回公演を上田仁指揮のもと、5月14日日比谷公会堂で開催した。翌1947年から本格的な活動を開始 、1951年に東京交響楽団と改称、その後演奏活動を重ね、1956年5月には財団法人東京交響楽団となった。

※株式会社朝日ソノラマ（あさひソノラマ）は、かつて存在した日本の出版社である。「ソノラマ」とはラテン語で「音」をあらわすsonusとギリシャ語で「見もの」の意味のhoramaを合わせた造語である。かつて発売していた「ソノシート」の商標権を取得していた。