今日のソノシート
【1184】ギターできく最新歌謡曲ベスト16「恋心/逢いたくて逢いたくて」
題名:SONO-JOURNAL257 ギターできく最新歌謡曲ベスト16
収録:1.恋心(作詞:エンリコ・マシアス、作曲:永田文夫)
2.逢いたくて逢いたくて(作詞:岩谷時子、作曲:宮川泰)
演奏:舟山幸一とギター・アンサンブル
発行:現代芸術社
定価:490円
備考:1965年発売
※恋心(原題:L'amour, C'est pour rien )- アルジェリア生まれのエンリコ・マシアスによる1964年のシャンソン。日本語訳詞によって越路吹雪や岸洋子、菅原洋一などにも歌われた。
※「逢いたくて逢いたくて」(あいたくて あいたくて)は、日本の歌手、園まりの19枚目のシングル曲である。園まりの代表曲のひとつ。1966年にリリースされ、空前の大ヒットとなり、同年、6月には園まり自身も歌手役で出演する同名タイトルの日活制作の映画が上映された。注)このソノシートのジャケットの記述には渡辺音楽出版により1964年著作権登録となっている。
※舟山幸一は、浜坂福夫と伊藤翁介の両氏に師事してギター奏法と音楽理論を学び、小山四雄マンドリン・オーケストラでは第一奏者として活躍し、各レコード会社からはギター独奏のレコードも発売。その後フリーになり、1959年にはハイドン音楽祭参加、1960年には現代音楽祭で前衛音楽の大御所、ジョン・ケージと共演して注目。正確でバランスのとれたテクニックの持ち主で、澄んだ冷たさをたたえた音色には知的精彩がある。
※現代芸術社(げんだいげいじゅつしゃ)は、現代芸術協会において月刊誌『テレビドラマ』の初代編集長を務めた長嶋武彦らが1960年10月に設立したフォノシート出版社で「SONO-JOURNAL」を発行した。1961年から1967年まで通号数300を超えており、そのラインナップは子供向けから民謡まで、比較的落ち着いたタイトルで占められている。規模拡張に伴い編集部を、4月に新宿区角筈から四谷へ、さらに年末には永田町へ移した。後年は直木賞作家全集 、芥川賞作品全集なども刊行した。ソノシートが2005年(平成17年)に国内生産を終了し、ジャーナルも廃刊に。