今日のソノシート
【1200】日本民謡の旅 東海道偏③「設楽さんさ/正調名古屋甚句/名古屋名物」
題名:ビクターミュージックブック 世界の歌シリーズ
日本民謡の旅 東海道偏③
収録:1.設楽さんさ(鈴木正夫ほか)
2.正調名古屋甚句(登 代子)
3.名古屋名物(登 代子)
製作:日本ビクター株式会社
発売:東京エンゼル社
定価:320円
備考:シート1枚1枚が四角く美しいピクチャーレコードになっている
※「設楽さんさ(しだらさんさ)」は、愛知県の東北部に位置する山間部、奥三河の北設楽郡に伝わる唄。元は山仕事や盆踊りのときに唄われていた唄で、昭和期にレコードとして世に発表された。
※「正調名古屋甚句」の発祥は明らかではないが、江戸時代後期の文化12年(1815年)版の東海道中膝栗毛四編の補遺に、名古屋甚句が城下町から宮の宿(現在の熱田区)にかけて唄われていたと書かれていることから、既にその頃に流行していたものらしい。
※「名古屋名物」はおはやし唄として名古屋甚句と共に歌い継がれてきたもので詳細は不明。
※株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント(ジェーブイシーケンウッド・ビクターエンタテインメント、英語: JVCKENWOOD Victor Entertainment Corp.)は、音楽ソフト発売・販売業務を行う日本企業であり、JVCケンウッドの完全子会社である。日本ビクターが1927年より展開していたレコード盤(メディア)製造部門を除くレコード音源制作・販売事業、および出版事業(ビクター出版株式会社)を含め、1972年4月25日に分社化しビクター音楽産業株式会社として設立。
※東京エンゼル社は千代田区三崎町に存在した出版社で、数多くの企画物のソノシートブックを販売していた。1961年12月11日に日本ビクターの傘下に入り「ビクター出版」に改組している。