今日のソノシート
【1201】日本民謡の旅 東海道偏④「桑名の殿さん/伊勢音頭」
題名:ビクターミュージックブック 世界の歌シリーズ
日本民謡の旅 東海道偏④
収録:1.桑名の殿さん(喜久丸ほか)
2.伊勢音頭(きみ 栄ほか)
製作:日本ビクター株式会社
発売:東京エンゼル社
定価:320円
備考:シート1枚1枚が四角く美しいピクチャーレコードになっている
※桑名の殿様(くわなのとのさま)は現在の三重県桑名市に伝えられる民謡でお座敷唄。「桑名の殿さん」とも言われる。神宮式年遷宮の御木曳木遣の一種である「松前木遣」がお座敷唄化したものと考えられている。
※伊勢音頭(いせおんど)とは、江戸時代の伊勢国で唄われ全国に広まった民謡のこと。ただし古くは、伊勢古市の遊廓で遊女が唄い踊るために使う音曲のことも称した。江戸時代の伊勢に起った「伊勢音頭」と呼ばれるものは2種類ある。それは伊勢参りにおける名所のひとつ、伊勢古市の遊郭で遊女に唄わせた音曲と、もうひとつは現在「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ、尾張名古屋は城でもつ」という歌詞で知られ唄われる民謡のことである。
※株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント(ジェーブイシーケンウッド・ビクターエンタテインメント、英語: JVCKENWOOD Victor Entertainment Corp.)は、音楽ソフト発売・販売業務を行う日本企業であり、JVCケンウッドの完全子会社である。日本ビクターが1927年より展開していたレコード盤(メディア)製造部門を除くレコード音源制作・販売事業、および出版事業(ビクター出版株式会社)を含め、1972年4月25日に分社化しビクター音楽産業株式会社として設立。
※東京エンゼル社は千代田区三崎町に存在した出版社で、数多くの企画物のソノシートブックを販売していた。1961年12月11日に日本ビクターの傘下に入り「ビクター出版」に改組している。