制作：朝日ソノラマ
題名：ゲゲゲの鬼太郎　＜B面＞
内容：ドラマ「妖怪大戦争」
　　　うた「ゲゲゲの鬼太郎」加藤みどり
原作：水木しげる

※鬼太郎は何度もアニメ化されているが、このソノシートは第１シリーズ（1968~1969）公開直後のものと思われる。その根拠はソノシートに書かれた「うた：墓場の鬼太郎」である。Wikipediaに下記のような説明を発見した。

「この歌はそもそもはアニメ用に作られたものではなく、最初のアニメ化以前、『週刊少年マガジン』で原作が連載中の1967年7月20日にキングレコードとのタイアップで発売された児童向けレコード『少年マガジン・マンガ大行進』SKK(H)-354のために作られた楽曲であり、同年10月10日に『ハリスの旋風』（歌：大山のぶ代）とのカップリングでシングル化されている。この曲がテレビアニメの企画を推進したと言われている。当初の曲名は当時の漫画版と同じく「墓場の鬼太郎」だったが、テレビアニメ化の際に「ゲゲゲの鬼太郎」に改題された。」

つまり、アニメ公開前から主題歌を知っていた朝日ソノラマ側では、ソノシート制作時点で名称が変更になっていた事に気づかなかったのではないかと思われるのである。