題名：かいじゅうの声★かあさん星の歌
　　　小学館の学習雑誌 小学二年生
収録：声：野沢雅子 原作：谷 ゆきこ
　　　作詞：小二編集部 作曲：山崎はちろ
　　　バイオリン：鰐淵賢舟 歌：二篠すみれ
制作：朝日ソノラマ
発行：小学館

※小学館の学年別学習雑誌（しょうがくかんのがくねんべつがくしゅうざっし）は、日本の出版社・小学館が1922年（大正11年）に創刊した、幼稚園児および小学生を対象にする学年別の総合雑誌。1922年（大正11年）に『小學五年生』と『小學六年生』が創刊し、翌1924年（大正13年）に『小學四年生』、1925年（大正14年）に『セウガク一年生』『セウガク二年生』『せうがく三年生』が創刊した。現在は『小学一年生』と1982年（昭和57年）に創刊した季刊（2006年度までは月刊）の『学習幼稚園』と増刊扱いの『入学準備 小学一年生』の3誌が刊行されており、一般に「学年誌」と言えばこれらの雑誌を指す。2010年までにほとんどが廃刊。現在は小学一年生のみ発行。

※野沢 雅子（のざわ まさこ、1936年10月25日 - ）は、日本の声優、女優、歌手、ナレーターである。本名：塚田 雅子（つかだ まさこ、旧姓：野沢）。所属事務所は青二プロダクション。劇団ムーンライト主宰。 声優としての代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』（鬼太郎）、『いなかっぺ大将』（風 大左衛門）、『ど根性ガエル』（ひろし）、『銀河鉄道999』（星野鉄郎）、『ドラゴンボール』シリーズ（孫悟空、孫悟飯、孫悟天）など。

※谷 ゆき子（たに ゆきこ、別名：谷悠紀子、谷ゆきこ、谷幸子、1935年7月7日- 1999年8月10日）は、日本の漫画家。兵庫県尼崎生まれ。本名・谷垣悠紀子。梅花高等学校卒、京都の美大を受けるが不合格となり、1958年、貸本漫画でデビュー。1964年『少女フレンド』に「スズラン天使」の連載を始め、1966年から小学館の学年誌において約10年にわたりバレエ漫画を連載した。

※山崎はちろは日本の音楽家。童謡の作曲者として名前は散見されるが、詳細不明。

※鰐淵賢舟（1910-1986、本名鰐淵仁四郎）は日本のバイオリニスト。渡米ののち、プラハ音楽院でオタカル・シェフチクに師事、帰国後バイオリンの演奏家・指導者として活動、NHK交響楽団のコンサートマスター(1942年11月-1944年)も務めた。ハプスブルグ家の末裔と結婚した。同じくバイオリニストとして著名な鰐淵晴子の父親。府中カトリック墓地に眠る。

※二篠すみれは、谷ゆき子の'71のマンガ「かあさん星」の主人公の名前である。小石バレエ研究所→小川バレエ団→花園バレエ団→すみれバレエ研究所という設定。66年版『かあさん星』から家族構成と命名の設定を受け継いでいるが、5年を隔てた世相の変化や「バレエもの」としての要素が加えられたことによって、より都会的な洗練を受けた少女として描かれている。また、野に咲くすみれを体現するかのように心優しく寛容な性格で、他者への思いやりを自発的な行動で示す場面も少なくない。そうした彼女の特性は、母との関係で暗い過去を持つ小川先生の心に希望の灯をともし、大阪に移った後も、白鳥社長やかおる等の親密な庇護者との縁を引き寄せることになる。アニメ化はされていないので、このソノシートのために女優を使ったか？