題名：ばんそうのえほん「ひみつのアッコちゃん」

Ａ面：うた「ひみつのアッコちゃん」

　　　作詞：井上ひさし、山元護久　作曲：小林亜星

　　　おはなし①「ゆうれいたいじ」

Ｂ面：おはなし②「ゆうれいたいじ」

　　　アッコ：太田淑子　大将：大竹忠

　　　モコ：白川澄子　ゆうれい：永井一郎

制作：朝日ソノラマ

発行：万創

 

※株式会社万創（ばんそう）はかつて存在した日本の企業。フジテレビ事業局から発売されていたウルトラシリーズなどの「とびだすえほん」が、放送局の出版事業を禁止するという当時の法律に抵触したため、1970年に創設。当時の人気番組のスポンサーになり独占的に商品化権を獲得することで、急速に成長。しかし、商品化に必要なパルプなどの原材料不足が1973年初頭から深刻化、粗悪品が増えていき、総額28億円の負債を抱えて倒産。

 

※『ひみつのアッコちゃん』は、赤塚不二夫による日本の少女漫画である。1960年代から2010年代に至るまでたびたびテレビアニメ化され、人気を呼んだ。また、テレビドラマや実写映画も製作されている。東映魔女っ子シリーズである。

 

※太田淑子が主役を勤めた第一作は、1969年1月6日から1970年10月26日まで、全94話がNET系列で月曜 19:00 - 19:30に放送された。『魔法使いサリー』に続く、東映動画製作。東映魔女っ子シリーズの一編で第2作にあたる。最高視聴率は27.8%、平均視聴率で19.8%を記録し、前番組『魔法使いサリー』以上のヒット作となった。

 

※太田 淑子（おおた よしこ、本名：阪 淑子（さか よしこ）、旧姓：太田、1936年4月25日- ）は、日本の女優、声優。1960年代は手塚アニメのヒーロー、ヒロインの声を演じた。代表作である『ひみつのアッコちゃん』のアニメ三作に全て出演している（配役は毎回異なる）。

 

※白川 澄子（しらかわ すみこ、1935年6月26日 - 2015年11月25日）は、日本の女性声優、女優。 『サザエさん』の中島弘役や『ドラえもん（テレビ朝日版第1期）』の出木杉英才役など、少年役を得意としていた。

 

※大竹 宏（おおたけ ひろし、1932年3月14日- ）は、日本の俳優、声優。テレビ草創期から活躍している。『もーれつア太郎』のニャロメや、『マジンガーZ』のボス等、アニメのバイプレイヤーとして有名。

 

※井 一郎（ながい いちろう、1931年5月10日 - 2014年1月27日）は、日本の俳優、声優、ナレーター。『サザエさん』の磯野波平をはじめ、アニメ創成期より数々の作品に出演した。その他にも吹き替え・特撮作品など幅広い分野で活躍した。中年から老人役を演じることが多く、主役以上の存在感を持つ脇役を演じることも多かった。